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JVCケンウッドは6月1日、ケンウッドブランドのヘッドユニット「U300MS」を発表した。発売は6月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は8,500円前後(税別)。

U300MSは、アフターマーケット向けの1DINカーレシーバー。フロントパネルにUSBポートを備えており、USBメモリやデジタル音楽プレーヤー、スマートフォンとの接続性を高めたモデルだ。

中でもiPhone/iPodとの連携おいては、「APP & iPodコントロールハンドモード」を搭載。別売のiPod接続ケーブルを使用することで、U300MS側からもiPhone/iPod側からも、再生や選曲などの操作を行える。フロントパネルの「iPodキー」を押すと、他のソースを使用中でも、ワンタッチでAPP & iPodコントロールハンドモードに切り替えられる。

Android OSのスマートフォンとも接続可能。AOA2(Android OS 4.1/Android Open Accessory Protcol 2.0)対応の専用アプリ「KENWOOD Music Play」が用意されており、USB接続したAndroidスマートフォンの楽曲をU300MS側から選択できる。

使用可能なファイル形式は、MP3/WMA/WAV/FLAC。圧縮音源を補完する「SOUND RECONSTRUCTION」も搭載している。パワーアンプは定格出力30W×4(4Ω、1kHz、THD 10%以下)。走行中にロードノイズなどでかき消されやすい小さな音や低域を増強する「ドライブイコライザー機能」も備えている。AM/FMチューナーを内蔵し、アナログの外部音声入力端子も利用可能だ。

(村田修)