パリSGがレンタルでシャビ獲得か…“ランパード式”の契約を目指す

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 パリ・サンジェルマンが、バルセロナに所属する元スペイン代表MFシャビをレンタルで獲得しようとしていることが明らかになった。25日付のフランス紙『ル・パリジャン』が伝えている。

 シャビは今シーズン限りでバルセロナを離れ、カタールのアル・サッドへ加入する。両クラブからの発表はすでに行われているが、パリSGはマンチェスター・Cに所属する元イングランド代表MFフランク・ランパードの契約を見本に、シャビのレンタルを目指すという。

 ランパードは昨シーズンいっぱいでチェルシーを退団し、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティへの加入が発表された。しかしチームには合流せず、マンチェスター・Cへ事実上のレンタル移籍をし、1年間プレーしていた。

 アル・サッドのオーナーは、パリSGのオーナーであるタミム・ビン・ハマド・サーニ氏の弟だという。この関係を利用してシャビを格安レンタルするという、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の抜け道を作るような獲得になると、同紙は伝えている。