量販店で専門コーナーもできて国内ブームも到来?セルフィースティックの選び方「なぜ初心者はイヤホンジャック付きがオススメなのか」
先日、都内の大型量販店のレジ横、出入口付近の目立つスペースに「セルフィースティック(自撮り棒・セルカ棒)」コーナーができているのを発見した。少し前までは外国人観光客の利用だけが話題になっていたが、最近は日本人にも「セルフィースティック」が普及しはじめている。
ついに量販店でコーナーが作られるほど人気が上がってきたのかと眺めていると、多くの女性客が立ち寄り「どれを買えばいいのかな」と選んでいる姿が印象的だった。平日の夕方にもかかわらず、入れ替わり立ち代りセルフィースティックを見る人が途切れなかった。
それほど一般的となっている「セルフィースティック」だが、ではどのような製品を購入すればいいのだろう。
●選ぶポイントは「長さ」「スイッチ」「有線・無線」の3つ
最近はさまざまなメーカーが「セルフィースティック」をリリースしている。
まず、初心者にオススメなのがシンプルなコレだ。
・イヤホンジャックに差し込む有線タイプのセルフィースティック
セルフィースティックのケーブルをイヤホンジャックに差し込めば手元のボタンでシャッターが切れるタイプとなる。
有線なので面倒な設定も必要ない。機械や設定が苦手な人であっても安心して使えるのが魅力。
しかし、イヤホンジャックがイヤホンアクセサリーなどで塞っている場合や、ケーブルを煩わしいという人は、
・Bluetooth接続タイプのセルフィースティックがオススメだ。
Bluetooth接続でシャッターを切るタイプなので、初期設定こそ必要だが、イヤホンアクセサリーなどを抜き差しする手間は不要となる。また、セルフィースティックをシャッター代わりにして、少し離れた場所からの写真撮影もできる。
例えば、
集合写真を撮影する際に、離れた場所にスマホを置き、手元のセルフィースティックでシャッターを切るなんて使い方もできる。
有線・無線タイプ、どちらも手元にシャッタースイッチのあるモデルを選ぶのがポイントだ。
手元でシャッターを切れれば、自分の好きなタイミングで撮影できるので失敗も少なくなるのだ。
また、悩みがちな長さは、70cm前後が良さそうである。
ダイナミックな風景を撮影するには、長いモデルが良さそうだが、収納したときに取り回しを考えるとあまり長いモデルは使いにくくなるからだ。収納した際に20cmくらいに小さくなるスティックであれば、バッグに入れても邪魔にならないだろう。ちなみに、長いモデルは、伸縮する繋ぎ目も多くなり耐久性にも不安がある。
セルフィースティックコーナーにはとてもわかりやすい比較表があった
●買う前に対応機種と固定できるサイズにも注意しよう
実際に購入する前には、対応機種には十分に注意しよう。
「デジカメ」「iOS(iPhone)」「Android」といった分け方のほか、対応するスマホサイズのチェックが大事だ。
大型スマホ対応と記載があっても、ケースをつけたままでは固定できないスティックも存在するので、その点も注意が必要だ。
セルフィースティックを使うたびにケースを外すのでは、面倒すぎる。
家電量販店などで実際に試せる展示品のセルフィースティックで、スマホにケースを付けたまま装着できるか確認しておくとよいだろう。「購入後に失敗した〜」ということは無くなるはずである。
布施 繁樹
ついに量販店でコーナーが作られるほど人気が上がってきたのかと眺めていると、多くの女性客が立ち寄り「どれを買えばいいのかな」と選んでいる姿が印象的だった。平日の夕方にもかかわらず、入れ替わり立ち代りセルフィースティックを見る人が途切れなかった。
それほど一般的となっている「セルフィースティック」だが、ではどのような製品を購入すればいいのだろう。
●選ぶポイントは「長さ」「スイッチ」「有線・無線」の3つ
最近はさまざまなメーカーが「セルフィースティック」をリリースしている。
まず、初心者にオススメなのがシンプルなコレだ。
・イヤホンジャックに差し込む有線タイプのセルフィースティック
セルフィースティックのケーブルをイヤホンジャックに差し込めば手元のボタンでシャッターが切れるタイプとなる。
有線なので面倒な設定も必要ない。機械や設定が苦手な人であっても安心して使えるのが魅力。
しかし、イヤホンジャックがイヤホンアクセサリーなどで塞っている場合や、ケーブルを煩わしいという人は、
・Bluetooth接続タイプのセルフィースティックがオススメだ。
Bluetooth接続でシャッターを切るタイプなので、初期設定こそ必要だが、イヤホンアクセサリーなどを抜き差しする手間は不要となる。また、セルフィースティックをシャッター代わりにして、少し離れた場所からの写真撮影もできる。
例えば、
集合写真を撮影する際に、離れた場所にスマホを置き、手元のセルフィースティックでシャッターを切るなんて使い方もできる。
有線・無線タイプ、どちらも手元にシャッタースイッチのあるモデルを選ぶのがポイントだ。
手元でシャッターを切れれば、自分の好きなタイミングで撮影できるので失敗も少なくなるのだ。
また、悩みがちな長さは、70cm前後が良さそうである。
ダイナミックな風景を撮影するには、長いモデルが良さそうだが、収納したときに取り回しを考えるとあまり長いモデルは使いにくくなるからだ。収納した際に20cmくらいに小さくなるスティックであれば、バッグに入れても邪魔にならないだろう。ちなみに、長いモデルは、伸縮する繋ぎ目も多くなり耐久性にも不安がある。
セルフィースティックコーナーにはとてもわかりやすい比較表があった
●買う前に対応機種と固定できるサイズにも注意しよう
実際に購入する前には、対応機種には十分に注意しよう。
「デジカメ」「iOS(iPhone)」「Android」といった分け方のほか、対応するスマホサイズのチェックが大事だ。
大型スマホ対応と記載があっても、ケースをつけたままでは固定できないスティックも存在するので、その点も注意が必要だ。
セルフィースティックを使うたびにケースを外すのでは、面倒すぎる。
家電量販店などで実際に試せる展示品のセルフィースティックで、スマホにケースを付けたまま装着できるか確認しておくとよいだろう。「購入後に失敗した〜」ということは無くなるはずである。
布施 繁樹