インターネットユーザーの3分の1がネットテレビを利用し、男女とも40代以降を中心に動画ニュースを視聴─。そんな結果が10日、調査会社がこのほど行ったアンケートで明らかになった。

 調査は日経リサーチ(本社・東京都千代田区、園本雄司社長)が2006年6月、16−69歳の男女3000人を対象にインターネットで実施。1092人が回答した(有効回答率36.4%)。

 無料動画配信サイト「GyaO」など25のネットテレビサイトを挙げて、1カ月以内の視聴状況を尋ねたところ、全体の34.2%が視聴経験があると答えた。最も多かったのは40代男性(44.3%)で、30代男性(42.7%)、50−60代男性(41.1%)と続いた。女性で最も多かったのは40代(19.1%)だった。

 視聴経験がある人に見たジャンルを尋ねたところ、トップは「ニュース・報道」(43.6%)で、2位の「アニメ・マンガ」(21.4%)を大きく引き離した。動画ニュースを視聴している人を年代別にみると、見ていると答えた人の割合が最も高かったのは40代男性(57.4%)で、50−60代男性(53.0%)、30代男性(46.0%)の順だった。女性で最も多かったのは50−60代女性(51.6%)だった。【了】