画像提供/スチュワーデスファン

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 アテンションプリ〜ズ! なんてアナウンスする姿も魅力的なスチュワーデス。背筋を伸ばして颯爽と歩く姿には、男女問わず憧れちゃいますよね? そんな憧れの的の彼女たちはさぞかし日々いい思いをしているのでしょう・・・、と思っていたのですが、現実はそう甘くもないようです。

 というのも、インドにあるインディアン・エアライン社という航空会社が、太った客室乗務員に対して、「痩せないと地上勤務にする!」との警告を出しているんだとか。関係者によると、「客室乗務員は、サービス業のひとつ。他社との競争に勝つためには、外見的にも見苦しくあってはならない」とのこと。

 規定体重は標準体重に基づいて理想的なものが割り出されるというが、ほんの数ポンドでも規定体重をオーバーしてしまった職員は、即アウト。45日間の地上勤務を命じられ、その間に必死でダイエットしなければいけないのだそう。なんだかちょっと強引すぎる気も・・・。ところで日本の客室乗務員も皆スレンダーだったような・・・。何か規定があるんでしょうか??

「そのような規定は過去にも現在にも一切ありません」(ANA広報担当者)

「客室常務員の募集や規定における事項で学歴や体格に制限を設けているものはありません。各社によって事情は異なるのでしょうが、私どもは安全運行を第一に考えておりますので、安全上の問題がない限りは、そのような規定は今後も作らないと思います」(スカイマークエアラインズ広報担当者)

「数十年前には募集要項に容姿端麗であることや保安要因のために身長基準を設けていたこともあるようですが、現在は全くそのようなことはありません」(JAL関係者)

 と、各社そのような規定はないというお答え。もしかすると、公にはできない基準が存在するのかもしれませんが、「頭髪の色などについては採用の担当者によってある程度の基準が設けられていることもあります。また、外資系の航空会社などでは、歯並びや視力、O脚か否かなどといった項目に規定を設けているところもありますよ」(航空関係専門学校講師)という話も。

 インドでは、以前にも違う航空会社で同じような話題がありましたが、デブに厳しいお国柄、というコトなんでしょうか・・・? (清川睦子/verb)