企業が抱える膨大なデータへの対応が不可欠です(写真:taa / PIXTA)2008年から7年にわたり、総額1500億円を超える不正会計が行われていた東芝の巨額不正会計問題は日本中に衝撃を与えた事件でした。当時の社長・田中久雄氏は、不正の直接的な指示を会見で否定していました。しかし、その後、第三者委員会は、歴代3社長による組織的な不正への関与があったと認定することになります。そのきっかけになったのは、田中元社長の幹部