ジョゼ・モウリーニョ監督が、「敵」を遠ざけるために騒いでいる。「敵」は２つ。審判とマンチェスター・シティだ。マンＣに勝ち点２差で首位に立つチェルシーを率いる指揮官は、先週沈黙していたが、再び矢を放ち始めた。

マンＣは3500万ユーロ（約47億6000万円）でウィルフリード・ボニーを獲得した。このことについて、モウリーニョ監督はUEFAのファイナンシャルフェアプレーを引き合いに出して次のように述べている。

「ボニーは良いアタッカーだ。彼らには（エディン・）ゼコ、（ステファン・）ヨベティッチ、（セルヒオ・）アグエロもいる。マンＣにはお金があり、ファイナンシャルフェアプレーの問題はまったくない。だが、彼らにだけルールが違わない限り、プレーできるのは常に11人だ。まあ、そういう（ルールが違う）ことのようだけどね。何のことを言っているかは分かるだろう」

次に、モウリーニョ監督は審判団を攻撃している。

「今は自分をよりコントロールしているから、話すことにする。先週はそうじゃなかった。自分がより困ることになりかねなかったんだ。今は笑って、自分の言葉をコントロールできるよ。我々は審判団に反しているわけではない。彼らの仕事が簡単でないことは分かっている。だが実際には、すべてのジャッジが我々に反しており、結果に影響しているんだ。ただ、人の誠実さを疑うことはしていない」