不審死事件の千佐子容疑者 娘は母の裏の顔聞き卒倒しかける

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「娘さんも、まさか実母がこんなにも多くの人と交際や結婚を繰り返し、相手が次々と怪死していることをいっさい知りませんでした。記者からそうした事実を聞かされると、卒倒しそうになっていたそうです」(地元紙記者)

 昨年12月に京都府向日市の筧勇夫さん(当時75)が死亡し、体内から青酸化合物が検出された事件がついに動いた。11月19日、妻の筧千佐子容疑者(67)が“夫を毒殺した”として殺人容疑で逮捕されたのだ。
 
 彼女に向けられた疑惑はこれだけではない。過去4度の結婚を経験している千佐子容疑者だが、交際相手も含めて6人が次々と不審な死を遂げているのだ。その際に相続した遺産や贈与された金額の合計は、10億円相当にのぼるとも報じられている。

「彼女は妻になることを“生業”としているようでした。複数の結婚相談所に登録し、そこで知り合った男性と結婚。相手はいずれも孤独な老人男性です。彼女が結婚相手に求める結婚の条件は、『資産家で預金がある高齢者』だったそうです。高齢者のための“お見合いサークル”のような集まりに参加したり、“良縁紹介業”と称する仲人にお金を払って、男性を紹介してもらうこともあったようですね。そして結婚すると、すぐに男性は死亡。彼女は遺産を相続すると、次の男性のもとへと消えていくのです」(地元紙記者)

昨年11月、千佐子容疑者は筧さんと4度目の結婚をした。しかし、結婚後も、千佐子容疑者は夫がいることを隠し、大阪市内の結婚相談所に通っていたのだ。彼女は『本気で婚活しています』とアピールしていたという。そして12月28日、筧さんが亡くなった。その後、筧さんの遺体から青酸化合物が検出されたことが、今回の逮捕につながり、相次ぐ不審死が明るみとなるきっかけとなった。

「夫の死後も、千佐子容疑者は結婚相談所を通じて知り合った新恋人との交際を続けていたそうです。交際相手は複数で、その男性たちから相続できる可能性があった額は1億円以上になっていたとみられています」(前出・社会部記者)