中国メディア・広州日報は7日、旅行にかんする情報を発信する中国国内のあるサイトが発表したとする「知らないでは済まされない、世界の厳しい罰則」を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディア・広州日報は7日、旅行にかんする情報を発信する中国国内のあるサイトが発表したとする「知らないでは済まされない、世界の厳しい罰則」を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「一般的な行為であるにもかかわらず、ある国では少なからぬ罰金を求められる場合がある」としたうえで、各国でそれぞれ設けられている「厳しすぎる罰則」を挙げた。

 まず紹介したのは、アラブ首長国連邦(UAE)。電車の中で居眠りをすると300ディルハム(約9400円)の罰金を科されるとした。また、イギリスでは地下鉄を乗り過ごすと80ポンドの罰金(約1万4600円)、米ニューヨークでは地下鉄内での飲酒、座席に荷物を置く、車両の出入り口を塞ぐ、寝っ転がるなどの行為に対してそれぞれ50米ドル(約5760円)の罰金を要求されると伝えた。

 続いて、「美観の保護に取り組む地域では罰則も多い」として、イタリアで映画「ローマの休日」を真似てスペイン広場でアイスクリームを食べると最高500ユーロ(約7万1350円)の罰金となる可能性があることを紹介。シンガポールではゴミのポイ捨てはもちろんのこと、トイレの水を流さないだけで罰金を取られるとした。

 そして最後に「個性豊かな罰則」として、米ルイジアナ州では「腰パン」に対する罰則があることを紹介。初犯者は50米ドル(約5760円)、最多で175米ドル(約2万150円)の罰金が科されるとした。また、シカゴのリンウッド地区では公共の場所で下着を7.62センチ以上露出すると25米ドル(約2880円)の罰金を支払うことになること、サイパンでは勝手にサンゴや貝殻を採集すると2000米ドル(約23万円)という高額の罰金を要求されることを併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)