「もう引退試合を計画してもらっているけど、彼らはまだ僕がプレーを続けることを知らないんだ」

元インテルのアルバロ・レコバが13日、『Peloteando en la Oral』のインタビューでこう語った。この発言は爆笑を誘う。冗談だと思われたからだ。レコバはすでに1月、シーズン終了後の引退を発表していた。数週間前もそれを繰り返している。

だが、この発言は冗談ではなかったようだ。レコバは本当に考え直したのである。38歳の同選手だが、まだ立ち止まるつもりはないという。『Radio Universal』のインタビューに出演したインテル時代のチームメート、イバン・サモラーノ氏とのやり取りの中で、レコバは「最高の思い出を残してやめたいというのが本当のところだ。最近は本当にキツかった」と話している。

レコバは負傷で数カ月苦しみ、その間にナシオナルはコパ・リベルタドーレスでもリーグ戦でも沈んでいったのである。しかも、先週にはペニャロールとのクラシコで0−5という手厳しい大敗を喫している。

だからこそ、このような落胆のシーズンで引退することに納得していないのだ。レコバは「まだここでプレーすることができれば、すごく幸せだね。そうじゃなければ、別のところで続けるよ」と語った。

また、レコバはサモラーノ氏について「インテル時代に最も助けてくれた一人」とコメントした。彼らは4シーズンをともにし、1998年にUEFAカップを制している。

サモラーノ氏は「人生のすごく大事な時期にいるんだね。友人たちは常に君を支えるだろう。インテル時代は(マッシモ・)モラッティの放蕩息子だったけど」とコメント。レコバを含めたスタジオの爆笑を誘っている。