【米国発!Breaking News】「Wii」のコントローラが銃に見えた!? 警察官が17歳少年を誤って射殺。(ジョージア州)
![女性警察官に誤って射殺された17歳少年。画像はmirror.co.ukのスクリーンショット](https://image.news.livedoor.com/newsimage/d/8/d86f8_196_8168cb24_c071c60a-m.jpg)
ジョージア州バートウ郡ユーハーリーで14日、17歳の少年が誤って警察官に射殺されるという大変痛ましい事件が起きた。亡くなったのは周囲からの評価も高く、高校の予備役将校訓練課程を経て海軍への入隊が決まっていたクリストファー・ロウプ君(画像はmirror.co.ukのスクリーンショット)。ユニフォーム姿もりりしい息子の写真を前に、家族は「悔やんでも悔やみきれない事件だ」と肩を落としている。
警察官はあくまでも「あれは銃だった」と主張しているが、家族ばかりかケン・イエェーツさんという隣人もそのシーンを目撃していた。イェーツさんは「発砲はドアを開けてすぐのことだった。その女性警察官は頭を抱え、呆然とした表情で玄関の外に出てきてオイオイと泣き始めた」と語っており、州捜査局が事実関係を調査中だが、家族は弁護士のコール・ロウ氏とともに警察と全面的に争う構えをみせている。
アメリカの警察官が容易に発砲する背景には、『Stand Your Ground Law(身の危険を感じたら殺してもよい)』という法律がある。銃による痛ましい事件が後を絶たないこの国で、厳しい銃規制を求める声の前に立ちはだかる壁のような法律だ。時には相手を銃殺し、そこに正当な権利を主張する警察官であれば、人が握っていると銃と見間違いやすい物を普段から把握すべきである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)