兵庫県の井戸敏三知事は2012年12月25日の定例記者会見で、23日に最終回が放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」の感想について記者から質問を受け、「大変わかりにくかった」「画面はあれだけ注文付けたんだけれども、最後まで直らなかった」と答えた。

ただ、神戸市を中心に清盛ゆかりの地をたずねようとする観光客は、前年より5割程度増加したといい、その点については「感謝している」とした。

一方神戸市の矢田立郎市長は25日の会見で「時代考証は綿密で、出来栄えは良かったのではないか」と評価した。

井戸知事は放送開始直後の1月10日の会見で「画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならないのではないか」と酷評し、NHKに改善を申し入れていた。