NTT東日本、公衆無線LAN「フレッツ・スポット」のWeb認証方式エリアを拡大
NTT東日本は7日、現在PPPoE接続による端末認証方式で公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」を提供している約4,800ヶ所の既存エリアにおいて、8月8日から順次、PPPoE非対応端末も接続可能となるWeb認証方式の提供を開始すると発表した。これにより、従来は「光ポータブル」等モバイルWi-Fiルーターを経由して利用する必要があったスマートフォンやタブレット等のPPPoE非対応端末でも「フレッツ・スポット」に直接接続して利用できるようになる。なお、Web認証方式とは、NTT東日本が発行するID(フレッツ・スポット認証ID)とパスワード(フレッツ・スポット認証パスワード)を使って接続認証する方式のこと。
今回、東京メトロ各駅において8月31日までに、羽田空港国内線旅客ターミナルにおいて9月上旬までに、つくばエクスプレス列車内において9月30日までに、「フレッツ・スポット(Web認証方式)」の提供を開始する予定。
また、東日本エリアの「ケンタッキーフライドチキン」、「スターバックス」、「モスバーガー」、「ロッテリア」などのチェーンの全店舗において、「フレッツ・スポット(Web認証方式)」を順次提供し、「フレッツ・スポット」が利用可能なエリアを拡大していく。現在提供エリア拡大中のセブン&アイホールディング各グループの店舗と合わせて約1.2万ヶ所で利用可能となる予定。また、「光ステーション」による「フレッツ・スポット」利用可能エリアと合わせて、今年度末までに5万ヶ所に拡大する予定。
さらに、スマートフォン向け「FLET'S 光WiFi」かんたん接続ツールが「フレッツ・スポット(Web認証方式)」に対応となる。これにより、「FLET'S 光WiFi」かんたん接続ツールを利用することで、エリアに入ると自動的に「フレッツ・スポット」へ接続することができるようになる。