WindowsPhone8の開発を中国のファーウェイが受託
ICTソリューション・プロバイダーであるファーウェイ(中国語表記:華為技術有限公司)は、マイクロソフトとの関係拡大により、グローバルなスマートフォン市場への投入をめざし「Ascend with Windows Phone 8」の開発を開始したと発表した。リリースは6月21日(現地時間)、中国の深センで発表された。初のWindows Phoneスマートフォン開発としている。
発表によると、ファーウェイ・デバイス(Huawei Device)のチーフマーケティングオフィサー(CMO)であるシャオ・ヤン(Shao Yang)は、「ファーウェイにとって2012年は素晴らしい1年であり、その締めくくりとしてファーウェイ初のWindows Phoneプラットホームのスマートフォンをご紹介できることを喜ばしく思っております。マイクロソフトとの協力により、お客さまにより多くのスマートフォンの選択肢を提供させていただく事が可能になります」と語っている。
また、マイクロソフトのWindows Phone事業のコーポレート・バイス・プレジデントであるテリー・マイヤーソン(Terry Myerson)は、「ファーウェイをWindows Phoneファミリーに迎えることができてうれしく思っております。Live Tilesを持つ唯一のスマートフォンであるWindows Phoneは皆さまにとって一番大事な人や物との距離を縮めてくれます。ファーウェイの優れたグローバル展開能力によって、共にWindows Phone 8を世界中の人々に提供できればと考えております」としている。
ファーウェイのAscend with Windows Phone 8は欧州、中国、米国において発売を予定しており、順次他の国で発売するという。(編集担当:富田誠也)