ラーメン評論家の本谷亜紀(ほんやあき)さんがテレビ番組『笑っていいとも!』に出演した。彼女のかわいい容姿と“ラーメン通”のギャップに共演者も驚いたが、女性ならではのラーメンへのこだわりは食通のタモリも唸らせたほどだ。

本谷亜紀さんは、2010年にテレビ番組『お願い!ランキング』で企画された“ラーメン隊オーディション”に合格したことをきっかけにラーメン評論家となる。当時は東京女子大学に在学中だったこともあり、“ラーメン女子大生”という愛称をもつ。

その彼女も大学を卒業してメディアへの露出も増えてきた。5月3日には『笑っていいとも!』の“私立 その道のプロ高校”の講師として出演したのである。レギュラー陣やゲストのAKB48大島優子らに『ラーメン攻略術』について講義を行った。

彼女が登場して「ラーメンのプロ、通算2000杯以上。年間400杯のラーメンを食すラーメン評論家」とプロフィールが紹介されたが、男性陣の興味はそれよりも「カワイイよね!」、「AKBにいそう!」と講師の容貌に集中したのだ。一方で本谷さんは、大島優子に「同じ身長で同年代」なのでずっと応援していたと明かすと「お会いできて本当に嬉しいです」と感激していた。

彼女はラーメン評論家としても女性ならではの持論を展開。「ラーメンを食べる日は朝からヨーグルトを食べると良い」という説は、大島優子やベッキーらも目を輝かせて聞いていた。

また、「これからは“牛”ベースのスープが来る!」と紹介した牛ダシの塩ラーメンは、ラーメンに詳しいタモリも「これはうまいよ」と納得したほどだ。さらには「パイナップルを使ったラーメン」を紹介すると、「味はともかく面白さを楽しむ」という女性らしい視点で斬新な解釈をみせた。

そんな“美人過ぎるラーメン評論家”も『いいとも』出演にあたり、かなり緊張したようだ。彼女は『ラーメン女子大生本谷亜紀のゆるっとラーメンブログ』やツイッターでその様子を綴っている。

「はがきで観覧応募して外れていた番組に出られるなんて、とてもうれしい」と自身が国民的人気番組に出演することを喜ぶ反面、「明日いいとも出ます! 生放送なので胃が痛いです」という状態だったのだ。

しかし、放送が終わると「皆様ありがとうございます。無事終わりました! ラーメンいこ!」とつぶやくほど、とことんラーメンが好きなのが微笑ましい。

今回の出演をきっかけにグルメ番組などで本谷さんの姿を見る機会が増えそうだが、彼女の情報量とトークならば“女子大生”や“美人過ぎる”の冠はなくとも十分通用するのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)