驚異の15歳、渡部香生子。写真はジャパンオープン2011より (C) Takamitsu MIFUNE/PHOTO KISHIMOTO

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各種目で続々とロンドン五輪代表が決まる中、一際輝きを放つのが競泳女子200メートル平泳ぎの渡部香生子だ。

東京・武蔵野高1年生の15歳。今大会の競泳陣でも最年少となる渡部は、1992年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得した岩崎恭子さんを彷彿とさせる美少女スイマーなのだ。

「岩崎恭子2世」「平成のマーメイド」とも呼ばれる彼女は、荒川区出身で4歳のときに水泳をはじめ、中学1年生で平泳ぎに専念。2010年の全国中学総体で100メートル、200メートルの2種目で優勝し、代表入りを期待される存在となった。翌2011年5月にはジャパン・オープンで日本中学新記録を樹立。まさに「美少女」と呼ぶにふさわしいルックスもあいまって、一躍スターダムにのし上がっている。
 
そして今月7日に行われた競泳日本選手権において、2分23秒56で2位に入り、見事ロンドン五輪への切符を獲得。爽やかすぎる笑顔にほんのり瞳をうるませながら代表入りを喜ぶ姿に、お茶の間のファンもうっとりだ。

まだ15歳、正真正銘の美少女スイマーが、ロンドンの表彰台で可憐な笑顔を咲かせる瞬間に期待したい。

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