チャンピオンズリーグ(CL)で敗退したインテルは今、厳しい、厳しすぎる時期を過ごしている。こういったときは、リーダーたちが堂々と前に出るべきだ。MFデヤン・スタンコビッチが、チームの一体感を強調した。

「バラバラになる心配は、個人的にしていないよ。僕はまだ、プレーの意欲を持っている。諦めたりしない。刺激はまだある。ほかの試合でも、僕たちは本当の気持ちを持って戦った。素晴らしいことだったけど、簡単じゃなかったね。3冠を達成したシーズンのバルセロナ戦やチェルシー戦も難しかった。でも、火曜日の試合も、違う状況だったけどファンが支えてくれたよ。信じられないほどの感動で、鳥肌がたった」

「僕はモラッティ会長をすごく信頼している。世界一の会長さ。彼よりもすごい会長なんていないよ。人生と同じさ。スポーツの世界でも、正しい選択もあれば、間違いをすることもある。僕はここに長年いて、アッピアーノにはたくさんの選手がやってきた。でも、一人として、気持ちが入っていない選手はいなかったよ。批判する人には、6月にどうなっているか見てほしいと言いたいね」

「僕はあと2年、契約がある。もうできないと感じたときは、自分から手を挙げるよ。これまでインテルでたくさんのタイトルを手にして、多くのことを学んだ。それを会長とみんなに感謝する。スクデットを取るのは難しいことだし、CL優勝も難しいことだ。そして、僕たちのようにすべてを手にするのはすごく大変だね。そういったことをみんなで話すことがあるよ」

「僕たちは、良い形でシーズンを終えないといけない。試合ごとに前進していく。3位? まだ可能だよ。たくさんのチームが僕たちの前にいるけど、そういったチームだって、うまくいかない時期はある。後で悔いを残さないためにも、ミスをしないで進んでいこう」