アンドレ・キム氏の生涯が映画化決定! 韓国を代表するファッションデザイナーの若かりし頃描く

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2010年8月に死去した韓国初の男性ファッションデザイナー、アンドレ・キム(本名キム・ボンナム)氏の生涯が、映画化されることになった。

映画製作会社ファンタジオピクチャーズは10日、「昨年12月にアンドレ・キムの長男キム・ジョンド氏と映画版権契約を締結し、アンドレ・キムの人生を描いた『アンドレ・キム』(仮題)の製作に取りかかることになった」と発表した。

ジュンド氏は、「父の青春時代の姿に観客が共感するよう描いてくれるなら」とリクエストした上で、映画化を認めたという。

キム氏は、1935年に農家に生まれ、62年にファッションデザイナーとしてデビュー。88年のソウル五輪では、韓国選手団のユニフォームを手がけた。キム氏が作り上げるファッションスタイルは独特で、韓国を代表するファッションデザイナーとして海外でも知られる。

そんなキム氏を演じるのは、映画『チェイサー』(2008)『国家代表!?』(2009)などに出演したハ・ジョンウ。男性デザイナーとして、初めて女性の服を製作したアンドレ・キムの若かりし頃を中心に、60年代の韓国ファッション界や芸能界を描く。2013年下半期の公開を目指し、製作に取りかかる予定だ。

参照:ソウル新聞
参照:NewDaily

(文:林由美)

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