栗山千明
 11日に公開された映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』で主人公の女騎士カサンドラの声優を務め、3月17日に公開を控える映画『ゴーストライターホテル』では特別出演の他に主題歌「深海」も手掛ける栗山千明(27)。女優として活躍する一方、2010年には歌手デビューも果たした彼女が14日、タワーレコード渋谷店にてニューアルバム『CIRCUS Deluxe Edition』(1月11日発売)の発売を記念して“バレンタインプレミアムライブ”を行った。

インタビュー:栗山千明「私がそうではないからこそ、強い女性に憧れます」

 会場には、アルバム購入者を対象にした限定150人を招待。「『コールドフィンガーガール』と『おいしい季節』のカッコいいイメージと、可愛いイメージのいいとこどり」をしたと語る、黒いノースリーブのベストに黒い羽根のついたスカートで登場した栗山は、『ルーレットでくちづけを』でライブをスタートした。

 観客が盛り上がってくると、本人も体を揺らせたりとノリノリの様子で、客席からは「ちあきー」との大声援が上がる。途中のMCでは、ファンから「バレンタインの思い出」を聞かれ、「小さい時にお兄ちゃんにチョコあげるのをドキドキしてました」と照れながら答えると、会場から「可愛いー」との声が上がった。

 セットリストは、昨年11月に発売した椎名林檎の作詞・作曲・プロデュース第2弾となる5枚目のシングル「月夜の肖像」などを中心に計6曲を熱唱。最後には「今年も歌う機会を作っていきたい。皆様の力でツアー出来たら」と意欲的に語り、終始大盛り上がりのライブとなった。

 ライブ後には「今回6曲歌ってみて、今まで(2曲ほどしか)歌う機会がなかったので、とても緊張しました。終わってみると、もっと歌いたかった。もっと歌える。ちょっと名残惜しいですね」と次への意欲をコメント。ニューアルバム『CIRCUS Deluxe Edition』については「このアルバムを聴いてもらえれば、今まで私の音楽活動を知ってもらえます。色々なアーティストの方々にプロデュースして頂き、参加して頂いているので、そこを楽しんで頂きたい。」と述べ、今後の音楽活動については「ライブが楽しかったので、曲を出しつつ、ライブに力いれていきたい」と語った。

 女優としても「毎回、ちゃんとしたハードルを頂けているし、それをこなして成長していっている所をみて頂きたいです。」と述べ、今後も歌手活動と女優活動の両方に力を入れていくようだ。