21日深夜、TBS「S1」では、昨年8月に急逝した元日本代表・松田直樹さんの追悼メモリアルゲームを翌日に控え、日本代表時のチームメイトであり、Jリーグではライバル関係にあった宮本恒靖さんと、横浜F・マリノスで共に戦った中村俊輔の二人にインタビューをした様子を放送した。

「ピッチを離れると自由奔放な、本当に少年の様な人で。時にはライバルであり、時にはチームメイトとして代表の中ではプレーできましたし、マツの持ってる身体能力を活かしたような豪快なプレーなんかは間近で見ててうらやましく思った時もあった。マツのプレーを見ていると本当に楽しそうにやる」という宮本さんに、俊輔も「そういうサッカーの話とか、なんでも熱くなる」と語った。

すると俊輔は、2010年南アフリカW杯直前でスタメン落ちした際、松田さんからメールが届いたエピソードを披露。「ワールドカップの本番になって出れない。そういう状況で周りの人は、僕が南アフリカでどういう心境かっていうのは分かってて、なかなか電話もメールも誰もしてこない。マツさんはガンガンメールしてきて、『お前、なんで出ないんだよ』とか『お前が出ないんだったら、つまんないから見ない』とか。あのメールでちょっと自分の今やるべきことは何かっていうのを考えて、南アフリカは辛い時間でしたけど、あのメールは有り難かった」と明かしたのだった。

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