敗れた北朝鮮の監督「判定は不公平だったと感じる」/試合後会見

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 2日、ブラジル・ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の初戦が行われ、日本代表が北朝鮮代表を1−0で下している。

 敗れた北朝鮮のユン・ジョンス監督は、試合後の記者会見で以下のように語った。

「アウェー戦ということで、苦しい戦いだったが、選手たちはよく戦ってくれた。精神的にも体力的にもよくがんばったと思う」

「アウェーということもあって、審判の判定には不満を持っている。不公平だと感じている。レッドカードを与えるなら、2人同時だったはずだ。1人だけレッドカードというのは納得がいかない。最後の得点となったCKも、本当はCKではなかったものを、CKにされた。そういった点で、我々は判定が不公平だったと感じている。次はホーム戦となるが、国内での戦いでは十分に力を発揮できるものと期待している」

「(ハーフタイムにGKを代える気はなかったか?)GKは精神力で最後まで戦えるものと信じていたので交代させなかった」

「(守備が素晴らしかったが、何が一番のキーポイントだった?)日本は遠藤が軸だと思っていたので、しっかりマークするよう指示した。我々の選手たちは、ポジショニング、判断ともによくがんばったと思う」

「(判定は別にしてもシナリオ通りの戦いだったと思う。ヘディングからの失点についてどう思うか?)計画通りに守備をすることができた。最後はミスから失点してしまったわけだが、内容的にはよくがんばってくれたと思う」

写真:山口剛生

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