日本時間6日のレッドソックス戦では、アスレチックス・松井秀喜に22打席ぶりのヒットが飛び出した。しかし、すでに自己ワーストの19打席無安打を超えるなど、打率は.213と低迷、苦しい日々が続いていることに変わりはない。

そんな折、7日発売の「週刊アサヒ芸能」(6.16号)では、在米のスポーツジャーナリストが同誌に対し、“背水”松井の周辺情報を伝えている。

「キャンプ時から近年になく、膝の状態はよかったのですが、松井のスロースターターぶりは例年どおりでした。夏場には打撃が復調することも見込まれ、慌てることもないでしょうが、5月に入ってチームが低迷するや、期待が高かっただけに他の選手に増して、DHに入る松井への風当たりが厳しくなってしまった」という在米ジャーナリスト。

今後の展望については、「地元紙記者は『ビリー(GM)がシーズン終了まで松井を置いておくことはありえない』と断言していました。トレード期限の7月30日までに、松井で商売するためにトレードを画策するでしょうね。でも、今の成績では高年俸の松井をプレーオフの切り札として獲得する球団も見当たらない。『日本ではやらない』と語っていた松井ですから、このままでは元レッドソックス・岡島秀樹(35)同様にマイナーでのプレーを余儀なくされるでしょう」と述べている。

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