冬の移籍市場でリヴァプールからチェルシーに移籍するも、いまだゴールなしのフェルナンド・トーレスだが、自分の選択が間違っていなかったと、スペインのマルカ紙に話している。

「チェルシーに来てみて思いがけなかったのは、雰囲気がリヴァプールとまるっきり違っていたことだった。スーパースターの集まるチームだから、もっとよそよそしい感じかなと思ってたんだ。だけど、リヴァプールよりも選手間の個人的な関係がいい感じだし、ジョークもさかんに飛び交うんだ。リヴァプールではもっとみんなマジな感じだった」

「ここでは、自分がプロの選手だということをわざわざデモンストレーションしなくてもいい。そんなのは当たり前だからだ。ここで大事なのはトロフィを勝ち取ることだけ。僕にとってはチャンピオンズリーグが夢なんだよ。ヨーロッパ選手権とワールドカップに優勝したんだから、それが僕に残された最大のチャレンジだ」

「(リヴァプールでは)自分がファンのアイドルだってことはわかっていた。だけど、もう以前とは同じじゃなくなったんだ。クラブを売却したことで内部は混乱状態だった。あるのは可能性のあるプロジェクトの話だけ。いろんな面で、アトレティコ・マドリーを思い起こさせた。素晴らしい歴史、たくさんのアイディア、しかし金はない。クラブには時間が必要だったが、僕にはそれがなかったんだ」