トヨタ・プリウスや40万円分の旅行券など豪華商品が贈られた『バーチャルCXグランプリ』。上位3名は、主婦、デイトレーダー、学生という内訳も興味深かった

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昨年11月より3ヶ月に渡って行われた『バーチャルCXグランプリ』が閉幕を迎えた。

金融情報ベンダーのオーバルネクストとオムニコが運営するCX情報サイト「ハローCX」が、国際情報雑誌『SAPIO』&マネー雑誌『マネーポスト』との共同で主催した『バーチャルCXグランプリ』は、その名の通り、参加者がCXを利用し、より多くの利益を追求する仮想売買コンテストだ。

COMMODITY EXCHANGE=CXを呼び名として、商品先物取引が持つ従来のイメージを刷新、啓蒙を目指した今回のイベントだが、蓋を開けてみれば、4,436名もの参加者が集まり、一位を獲得した千葉県の主婦・まこさんは僅か3ヶ月で85億円以上の儲けをあげ、優勝商品のトヨタ・プリウスを獲得した。

仮想売買中は、CXの主流でもある金での取引は行わず、なんと粗糖(砂糖)一本に絞ったというまこさん。85億円を獲得したその80%は粗糖で、グランプリ終盤は小豆で勝負を懸けたという。

また、同グランプリ2位のSpaloさんは、本業もデイトレーダーというだけに、金の短期売買を軸に51億円を稼いだ。

主催者の総評では、「(参加者の)約半分の人が資産を増やしており、損得は半々でした。手数料を考慮すると商品先物取引は危険な取引だという感覚は間違っていると思います」、「100人に8人が3ヶ月で元本を2倍以上にし、200人に3人が10倍以上の5000万円以上に、また、200人に一人は、1億円以上にすることができました」(※仮想売買のスタートは500万円で行われた)といったコメントも聞かれたが、今回のイベントはまさに商品先物取引が持つ従来のイメージ脱却やその収益性をアピールするに相応しい内容となったようだ。

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