C・ロナウド、カカー、ベンゼマ、アルビオルと2億ユーロ(約260億円)以上を選手獲得に使ってきたR・マドリー。選手を獲得するのは良いが、現在R・マドリーが抱えている選手は30名。登録選手枠の制限が25名なので最低5選手は放出しないと、新たな選手獲得に動けない状況だ。

 これまで退団したのは今の所サビオラ(ベンフィカへ移籍)だけ。ロッベン、フンテラール、マンマドゥ・ディアラ、ネグレド、ファン・デル・ファールト、ヘインツェといった選手が放出リストに入っている。まずは選手を売却し1億ユーロ(約130億円)の収入を得たい所だ。

 現在、交渉が進んでいるのがフンテラールとネグレド。フンテラールはブンデスリーガ、シャルへの移籍があと一歩まで来ている。昨シーズン、アルメリアで大活躍したネグレドにはスペイン国内の複数クラブからオファーが届いている。また、ハビ・ガルシアにはサビオラが先に移籍しているベンフィカが興味を示している。

 シャビ・アロンソの獲得を狙うペレス会長だが、まずは選手を放出してから選手獲得に再び動き出す考えだ。R・マドリーの選手の入れ替えはこれからが激しくなりそうだ。

(スペイン通信)