ピザのスライス

ピザのデリバリーを頼むとき、リクエストによってトッピングや生地など、いろいろと調整が可能です。

アメリカでピザ・ハットに注文した人が、あるリクエストをしたところ、要望自体はめでたく叶えられたたのですが、期待とは大きく違っていたのです。

ピザ・ハット01

オンライン注文のリクエスト欄に以下のように入力したそうです。

その他の要望: 二等辺三角形に切ってください。

そして届いたのが以下のもの。

ピザ・ハット02

たしかに。

おそらく6等分とか8等分に切ってもらうことを期待していたのだと思われますが、そこには紛れもない二等辺三角形がくり抜かれていました。

海外サイトでも大いにウケていて、コメントもいろいろと集まっていましたので一部ご紹介します。


・三角形は複数形だというのに、1個の三角形しかないので自分なら返品する。

・ピザって普通は二等辺三角形に切られているんじゃなかったっけ?

・注文されたものが公平に配分されるよう、数式を求めなくてはいけないのは自明である。

・1枚の大きなピザが23ドル(約2200円)!?

・どっちかっていうと正三角形じゃないか、これ。

・こんなことを言うことになるとは思わなかったが、ピザ・ハットの勝ちだ。

・実はこの切り方は天才だ。ピザの耳の部分が嫌いなら真ん中を食べればよいし、好きならその周りをたべればよい。

・盗まれたスピード制限の標識のようだ。

・よし、オレは十二面体に切ってもらうように頼むとするか。

・オレはバットマンのシンボルでお願いしよう。

・今まで数学の教師に「この勉強はいつ役立つの?」って言い続けてきたのに、こんな形で吹き飛んでしまうなんて。

・近所のピザ・ハットの店員じゃあ、二等辺三角形すら知らないと思う。


庶民の常識に大きな差のある海外では、こういったことは結構起こりがちだったりしますが、実際は三角形ではなく扇形なので説明も分かりにくいですよね。

店員も混乱した末に、悩みに悩んでこういう切り方をしてしまったのでしょう。

Cut Into Isosceles Triangles [PIC]

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