マリナーズの鈴木イチローが2日の火曜日、対オリオールズ戦の第一打席で、内野安打を放ち、連続試合安打を26として、球団新記録を達成した。

 記録達成のアナウンスが流れると、観客1万7978人の一部が立ち上がって拍手したが、イチローはベース上で無表情を通した。

 試合後、妻と愛犬の一弓を球場に呼んでおけばよかったと述べたが、すぐに「でも、呼ばなかったということは、ぼくにとってこの記録がどれほどの意味のあることか、わかるでしょ?」と続けた(6月2日付ESPN)。

 2001年にメジャーリーグ入りして以来、20試合以上の連続安打は7回目。

 ジョー・ディマジオが1941年に達成したメジャーリーグ記録の56までまだ倍以上残っているが、どう思うかと訊かれたイチローは「(連続試合安打記録を破るのは)もっとも難しいといわれているけれど、本当にそうだ」と答えた。