来季フロレンティーノ・ペレス氏が会長に就任すると幹部入りという話も出ているジダン氏。フランスのテレビ局“Canal+”の中でバルサとR・マドリーの比較をしている。まず、R・マドリーの現状について、「R・マドリー下部組織の試合はたくさん見たい。そして、どうやってプレーすればいいか?どんな選手を使うか?サイドを使うのか使わないのか?バルサがやっているようにいつかはしっかりした文化を見つけ出さなければいけない。バルサはクライフの影響がある。グアルディオラこそクライフだからね」と語った。

 バルサについては、「メッシ、チャビ、イニエスタは本当に驚きだ。プレーステーションでもたぶん止められないだろう」と3選手を絶賛した。クラシコも振り返ったジダン氏。「メッシが100%の状態じゃなくて良かった。もしそうだったら4,5点は入れられていた」と言う。最後にジダン氏は再び下部組織からの一貫した文化について触れ、「12,14,16歳だろうとトップチームと同じようにプレーしている。哲学がはっきりしているし、R・マドリーもそれを見つけなければいけない」とコメントした。来季R・マドリーTD候補のジダン氏に期待したい。

(スペイン通信)