D・ベッカムとボディガード、パパラッチへの暴行で訴えられる

(車の戻りを撮られた程度でこんな反応するんじゃ、誰か女性を…?)
 
プライベート写真を盗撮したパパラッチや掲載した新聞社、雑誌出版社が、セレブによって訴えられる事件ならままあるが、パパラッチがセレブを訴えるという事件だって時にはある。昨年12月にロサンジェルスで起きたパパラッチ暴行事件により、デヴィッド・ベッカムとそのボディガードが訴えられた。


現在はACミランとの契約でイタリアに滞在しているベッカム家であるが、まだロサンジェルス滞在中であった昨年12月7日に事件は起きた。パパラッチのエミクルス・ダ・マータという男性が、ビバリー・ヒルズのベッカム邸の門の前で待機し、ベッカム車が戻ったところを撮影した。するとベッカムが怒って車から降りてきて、カメラを取り上げようとした。

抵抗したダ・マータに対し、今度はベッカムのボディガードが出てきて写真の通りの格好で殴られた挙句、カメラはゴミ箱に放り投げられ、その様子を他のカメラマンが撮影していた次第である。暴行もさることながら、精神的なショックも大きかったとして、ダ・マーダはロサンジェルス郡高等裁判所に起訴した。

米国では、一般市民が手持ちのカメラや携帯電話でセレブを撮影するのはごく普通のシーン。機嫌がよければ手も振ってくれるし、まれにはサインも。怒るか微笑むかは、単にセレブの“虫の居所”であったりする。そして、パパラッチを上手に利用して話題を提供するセレブもいる。

ここで、先立って騒動となったチャン・ツィーのバカンス中のトップレス写真の流出について少し触れてみたいと思う。あの話題を、「プライベート・ビーチなのに盗撮するとは」というのがアジア系の一般的な報道であったが、ツィイーは訴えるなどのアクションは起こしていない。

なぜならそこは、恋人ヴィヴィ氏も関与する財閥が買い上げて傘下の人々に開放しているビーチであり、無人島にたった2人だけというものではなく、周囲にはビジネス上何の縁があるか分からない人々がいたわけである。こうした人を疑い、訴えることは難しい話であろう。
【関連写真/暴行を受けたパパラッチがD・ベッカムを訴える。】


(ハリウッドの世界にshyって言葉は通用しないのヨ)

案の定米国では、「アジアの人気女優が“in public”でトップレスになり、恋人の愛撫を楽しんだ。アジア人特有のシャイさもハリウッド暮らしで大胆になった様子。今後がますます楽しみだ」といった感覚の記事が目につく。

デジカメばかりか携帯電話のカメラも高性能、スナップ写真感覚で市民が撮ったものが高値で買い取られるという、「スナパラッチ」写真も実際に増えている。一目瞭然のパパラッチより、むしろこれからはスナパラッチへの警戒が必要になると言われている。

話は戻るが、ベッカムのパパラッチ嫌いについてひとつ忘れてならないのが、奥様のヴィクトリア夫人の気持ち。彼女は、夫が火遊び出来ないのは張り付いているパパラッチのお陰ということで、本当は彼らに感謝しているとも言われている。

画像:SplashNewsOnline.com/X17Online.com

(編集部 Joy横手)

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