アメリカ空軍が研究目的でPS3を300台調達することを決定しました。PS3に搭載されているCELLプロセッサの技術評価が目的とのこと。

以前GIGAZINEで、難病解析プロジェクトにおいてPS3が1万台で10万台のPCに相当する処理能力を発揮していることをお伝えしましたが、どうやらPS3の処理能力の高さは軍関係者にも注目されているようです。

詳細は以下から。
70 -- 40 GB Console Systems

このリリースによると、アメリカ空軍は40GBモデルのPS3を300台調達するそうです。これはPS3に搭載されたCELLプロセッサの技術評価を目的としたものとのこと。

なお、PS3を選んだ理由として、許容できる費用で技術評価に必要なCELLプロセッサを調達する最もベストな方法であるからということが挙げられています。

かつてPS2のCPUが高性能であることを理由に「兵器転用のおそれがある」として輸出規制の対象となったという話がありますが、PS3の処理能力の高さを考えると、いつか本当に軍事利用に使われてしまう日が来るのでしょうか。

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