レキップ紙などの報道によると、リヨンがバルセロナのMFマルク・クロサス(20)を期限付きで獲得することがほぼ確定的となった。クロサスは下部組織上がりで、9日に20歳の誕生日を迎えたばかりという期待の若手。したがってバルセロナとしては、レンタルの期限は今シーズン終了までとし、その後の買い取りオプションは付けたくない模様。
 
 レキップ紙にクロサスの印象を訊ねられたチームメイトのリリアン・テュラムは、「しぶとく、テクニックがあるスペインのMFの伝統を受け継ぐ選手。その意味では、シャビに似ている」と説明した。

 ただしAチームに上がってまだ日が浅く、試合経験はチャンピオンズリーグの途中出場がわずかに1試合あるのみ。テュラムも「リヨンが彼に適しているといいが。厳しいかも知れない。我々といっしょに練習はしているが、試合にはまだ出ていない。加えて、国、言葉、文化が変わる。どうなるか見てみないと」と16歳年下の若手を気遣った。