これで見納め？世界を魅了したベテラン勢から目を離すな！

いよいよ、ミラノダービーが間近（23日／日本時間23：00）に迫った。

本ミラノダービーで対戦するACミランとインテルには、今季限りでの引退、もしくは移籍を表明しているベテラン勢がいる。

まず、ミランのバンディエラ（旗手）として、セリエA最多出場記録など偉大な功績を残し、23年間の選手生活を来年の6月で終えようとしている、キャプテン、パオロ・マルディーニ。
「世界最高の左サイドバック」と称されるマルディーニには、宿敵であるインテリスタからの評価も高く、今季限りで「ミラノダービー」から姿を消すと思うと、その勇姿を目に焼き付けておきたいと思う気持ちが高まる。

そして一方のインテルでは、今シーズンスタート前に移籍先であったサウジ・プレミアリーグのアル・イテハドへの移籍を、クラブ側の契約不履行という理由で取り辞め、残留を求めたインテルに残ってプレーする道を選んだルイス・フィーゴ。

最近では出場機会が減ってしまったが、それでもバルセロナ、そしてレアル・マドリードを渡り歩いてきた百戦錬磨の右サイド突破のドリブルと“シザース”と呼ばれるフェイントは、インテリスタの記憶にも長く残っていく筈。今季終了後には、インテルのフロントに入ることも決まっているとされるが、ピッチ上で少しでも長い時間見ていたいと思う人は少なくはないだろう。

そして最後に、引退が近いと思われるのが、ACミランの右サイドバックを常に駆け上がっていたマルコス・カフーである。

ブラジル代表のキャプテンとして日韓W杯でチームを優勝に導くだけでなく、1994年のアメリカ大会でも優勝、次の1998年フランス大会では準優勝と3回のW杯決勝を戦った唯一の選手でもある。

ACミランでは左サイドのマルディーニと共に、DFとは思えないほどのオーバーラップとそれを支えた超人的なスタミナに誰もが驚かされたが、やはりあの果敢な攻撃参加を最後に目に焼き付けておきたいものだ。

■「ミラノダービー」は、『LiveSports.jp(ライブスポーツ)』においても、無料でライブ中継が行われ、リアルタイムで視聴ができる。

■12月23日（日）日本時間 23：00〜
セリエＡ／第17節（スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ）
インテル VS ミラン
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