13日に行われたEURO2008予選のグループFの試合で、スペインは気温6度のアウェイの地で、デンマークを3−1で下し予選2連勝、本大会出場に大きく前進した。
 試合は14分に、ビージャの負傷で追加招集されたラウール・タムードがイニエスタのクロスを落ち着いて頭で押し込み先制。40分にはチャビとのワンツーからセルヒオ・ラモスが2点目。87分にデンマークもトマソンが1点を返すが、スペインはその2分後に代表デビュー戦となったリエラがミドルシュートでダメ押した。
 2年ぶりの代表復帰で期待に応えたタムードは、「自分の仕事をやるためにここに来た。大事なのはこの難しい試合で結果を出すことができたことだよ」と喜んだ。
 
また、同組のスウェーデンはリヒテンシュタインに3−0と快勝。勝ち点はスペインと同じ22ながら、直接対決の結果で首位をキープした。