とろサーモン収録でスベって掟破り要求 日テレ“出禁”状態に
「とろサーモンの久保田が“やらかした”と、すでに他局にまで噂が出回ってますよ。M−1グランプリで優勝して、せっかく波が来ているところなのに、勢いを止めることにならないといいんですが……」(テレビ局関係者)
昨年のM-1グランプリの覇者・とろサーモンのボケ担当・久保田かずのぶ(38)。1月21日に放送された『行列ができる法律相談所』(日本テレビ系)に、久保田は相方の村田秀亮(38)とコンビで出演した。
この日の番組テーマは“絶対に会いたくない人”。久保田が明かしたのは、6年前に離婚した元妻への未練。久保田との“生電話”で元妻はM-1でとろサーモンが優勝した瞬間、うれし泣きしたことを報告。スタジオに“これは復縁もあるかも……”と雰囲気が流れた。
だが元妻は久保田のことを「食事に行くだけでも絶対に無理。芸人としては好きだが、人間としては最低」と切り捨てた。もちろんスタジオは爆笑の渦に。芸人としては“おいしい”展開に見えたのだが――。
「じつは編集でうまく笑いになっていましたが、あの生電話の場面、本当はもっと“スベった”雰囲気だったんです。それで収録が終わったとたん、久保田さんがディレクターに『こんなシラケ具合、ひどいからカットして使わんといて』とクレームを出したんですよ。若手芸人がディレクターにそんなことを言うことなんて、絶対にありえません。何様のつもりだという話になっているんです」(日本テレビ関係者)
久保田からの“クレーム”は、すぐに番組総合演出のA氏の耳に入ったという。
「Aさんは日本テレビを代表する敏腕演出家で、いまのテレビ業界でも5本の指に入る実力の持ち主。あきれた様子で『(編集でスベリ具合を)やわらげるのはいいけれど、そういうことを言ってると、彼らの仕事がなくなるよ』と話していました。Aさんがそうまで言うタレントを進んで使おうというスタッフはいません。事実上、日テレのバラエティ番組には“出入り禁止”ですね」(お笑い関係者)
M-1優勝で、今年は飛躍の年のはずだったとろサーモンがつまづいた落とし穴。プライベートでの“クズキャラ”ぶりでもブレークしたが、業界内での“掟破り”はやりすぎだったようだ――。