まばたき厳禁!? J2で美しすぎる“11秒弾”誕生 すべてワンタッチに本拠地騒然
湘南MF山田が開始から11秒の電光石火弾…4本連続ワンタッチの美しさ
J2第35節は30日、湘南が金沢戦(BMWスタジアム)に4-2で勝利。見事に快勝を飾ったが、先制ゴールが生まれたのは開始わずか11秒だった。しかも、すべてワンタッチのダイレクトパスで奪った電光石火のゴールをJリーグ公式Youtubeチャンネルが紹介し、話題を呼んでいる。
相手もファンも心の準備が整っていなかった。それほどの“瞬殺”ゴールを奪ったのは、湘南MF山田直輝だった。
キックオフから山田が右サイドに展開。これを藤田がワンタッチで前線の菊地に当てて、ワンツーで右サイドを突破した。すると、またダイレクトで中央に鋭いクロス。これに飛び込んだのが山田だった。
右足を振り抜き、ダイレクトでボレーを放った。シュートはやや当たり損ねたものの、飛びついた相手GKも防ぐことができず、執念におされるようにして、ゴールに吸い込まれた。熱狂に包まれたスタジアム。殊勲の山田はもみくちゃにされた。
主審がホイッスルを吹いてからわずか11秒。J2では7秒、J1では8秒という記録も残っているが、相手に一度もボールに触らせず、山田のパスからゴールまでの4本はダイレクトという美しいパスワークで奪った電光石火弾は衝撃的。Jリーグ公式Youtubeチャンネルも公開し、ファンに驚きを呼んでいた。
11秒弾から勢いに乗り、4-2で快勝。終始試合を優位に展開し、首位を快走するチームに白星をたぐり寄せた。