ヘルタ原口、移籍秒読みか? 地元紙が報道、国内外3クラブが興味を示す

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 23日付けの地元紙『ベルリナー・モルゲンポスト』によれば、ヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気の移籍が秒み段階のようだ。

 ドイツ人MFシナン・クルト、スイス代表MFヴァレンティン・シュトッカー、そして原口の放出候補のうち、他クラブから納得できるオファーが届く可能性があるのは原口一人だけだという。ミヒャエル・プリーツマネージャーが「今のところ、うちには具体的なオファーが届いていない」とコメントしたものの、数日以内の移籍の可能性が最も高い。

 同紙によれば、国内外を含めて3クラブほどが原口に興味を持っており、具体的な移籍先を選ぶだけになっているようだ。同じく地元大衆紙の『ベルリナー・クリーアー』はパル・ダルダイ監督のコメントを伝えている。

「私がこの2年半の間、ゲンキとともに仕事ができるのを喜んでいたのは誰もが知っていただろう。もし、彼が残るのなら、彼がより成長できるように動くし、彼が出ていくのなら、クラブは金銭を得る。ビジネスとはそういうものだ」

 残留か、移籍か。決断のときは迫っている。いずれにせよ、後悔のない判断を期待したい。

文=鈴木達朗