7月19日にリリースした2ndソロシングル『I’ll be there』の発売を記念して行われたスヒョン(U-KISS)の初のソロライブ「SOOHYUN(from U-KISS)FIRST SOLO LIVE 2017 with JUN」が、25日東京・豊洲PITでフィナーレを迎えた。

濃紺の衣装を身にまとったスヒョンがステージに登場すると、客席からは大きな歓声が沸き起こり、新曲『I’ll be there』のバンドバージョンでライブをスタートさせると、続けて『One Call Away』、1stソロシングル『君だけを』など5曲を1人で歌い上げた。そして、2ndソロシングル『I’ll be there』に収録されているU-KISSの末っ子ジュンとのコラボ曲『WILD&TOUGH』でジュンがステージに登場すると会場からは歓喜の声が沸き起こった。

普段はラップ担当のジュンだが、今回はメンバーのフンのソロ曲『HEART STRINGS〜言えないコトバ〜』を1人で歌唱。バラード曲を歌い上げたジュンに観客からは大きな拍手がおくられた。トークではMCのAKIに急にふられて、ヒューマンビートボックス、アカペラ、フリースタイルでダンスなどを即興で披露。スキルの高さを見せつけた。

スヒョンは、「今この時間が止まってほしい。こうやってソロライブができるのも応援してくれる皆さんのおかげ。本当に幸せです」と語り、「ケビンが卒業して寂しい気持ちになったファンの方もたくさんいると思う。でもそんな気持ちを励ましてあげたいと思って今回のライブや新しい曲を用意しました」とケビンが卒業した時を振り返った。そんなケビンを入れたU-KISS 6人最後の曲『Lots of love』では涙で声をつまらせる場面もありながら本編は幕を閉じた。

アンコールでは、なんとメンバーのイライとキソプがサプライズ登場。「我慢できなくて来ちゃいました!」とプライベートで来たことを明かすと会場は熱狂と興奮の渦に包まれた。そんなイライとキソプに注目が集まると、「あのう、僕のソロステージなんですけど・・・」とスヒョンが笑いを誘った。「U-KISSとしての新しい活動も楽しみに待っていて下さい!」と今後の活動を期待させ、メンバー愛の強いグループを改めて感じさせるフィナーレとなった。すでに韓国でのカムバックを準備しているとのことで新生U-KISSに期待だ。(カメラ/田中聖太郎)