共働き妻、夫の「夕飯は簡単なものでいいよ、とんかつとか」に衝撃 餃子やロールキャベツ、カツカレーと言われた人も
残業で疲れて帰った日など、夕食は「簡単なものにしよう」となるのは、よくあることです。ただ、「簡単」の基準は人それぞれ違うようで…。
先日の発言小町に、共働きの妻からこんなエビソードが投稿されました。珍しく残業した日のこと、最寄り駅で待ち合わせて一緒に帰宅中の夫に「今日何食べたい?」と尋ねたところ、「残業で疲れているだろうし、もう遅いから簡単なものでいいよ、食べて帰ってもいいし」との優しい答え。簡単なもの…何が良いかなぁ、とお互い考えていたところ、夫が「とんかつがいい!」と言い放ちました。(文:篠原みつき)
揚げ物が簡単なものだと思われていたことがショック
驚いた妻は「えぇ!?とんかつ!?簡単な物じゃないでしょー」と抗議しますが、夫は「そうかな、揚げるだけだよ?」とあっさりした答え。ちなみに最寄り駅に着いたのは20時半。材料が無ければ買い物もしなくてはなりませんし、キャベツを千切りして…などと考えると、筆者は簡単なものとは思えません。
この妻も、「揚げるだけって…」と呆れ、肉叩いて、卵、小麦粉つけて…等と調理手順を考えて頭がぐるぐるした模様。
「油の処理もあるし、調理後壁と床も拭かなきゃだし…」
「簡単ちゃうわー!!!!」
と雄叫びを上げていました。もちろん夫にもツッコミを入れましたが、とんかつは作ってあげたといいます。
夫はパスタ、ラーメンなどは作るものの、その他は全く料理をしないようで、「揚げるだけ」しかイメージが湧かないのも無理からぬことでしょう。投稿者は
「残業で疲れていたけど、それより何より結婚生活6年間、揚げ物が簡単なものだと思われていたことがショックな夜でした」
と衝撃だったようです。
よくある夫婦間のギャップ多数「私なら絶対作らないですけどね」
トピックには、「めっちゃ分かる」と共感した女性たちが多数コメントを寄せています。
「料理をあまりしない男性の『簡単なもの』って基準がデタラメですよね!うちの夫なんて『ロールキャベツ』をあげましたよ!」
「うちはカツカレーと言われました。カツにカレーがついて、どこが簡単なのか。」
「うちの夫も、『簡単なもの…餃子は??』とかいう。ふざけんな」
確かにレトルトやチルド品を焼くだけ・温めるだけなら簡単ですが、一から作るとなると野菜を切る手間からして相当なものです。
また、「なぜ作る?」「私なら絶対作らないですけどね」、「ご主人が『簡単』というものを一度一緒に作ってみるといいですよ。いかに手がかかるかわかるってもんです」などの、お説教めいたアドバイスも多数ありました。
一方で、「とんかつは、どちらかと言うと『簡単』かな」という声もあります。確かに、料理に時間をかけられるときには、手順自体は簡単で、複雑な味つけなど必要ないものを「簡単なもの」と言っておかしくはありません。
しかし、フルタイムで働き帰宅が20時半を過ぎたとき、夕食は、もう野菜を洗って切って等という下ごしらえからは「やってられん!」というのが現実ではないでしょうか。疲れて帰って美味しい家庭料理が食べたい気持ちも分かりますが、それは妻も同じことです。
専業主婦世帯より共働き世帯が多くなっている現在、きっと、トピックのような会話は全国いたるところで繰り広げられていることでしょう。個人的には、夫へのコメントで「『今日は簡単なものでいいから、僕がちゃちゃっとパスタでも作るよ』くらい言わんかい!と雷落としたい」に共感してしまいました。