「それでも並ぶ価値がある」と客たち(画像は『蘋果日報 2017年06月26日付「破紀錄 台灣一蘭 排隊250小時」』のスクリーンショット)

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今月15日に台北市内にオープンした博多ラーメン「一蘭」の台湾1号店。24時間営業の店舗だが、オープンから10日経っても人々の行列が途絶えず、25日の時点で連続250時間を記録したという。『蘋果日報』が伝えている。

一蘭の海外進出は、香港、アメリカに続き3か国目。台湾1号店は、台北101ビルなどいくつものデパートが立ち並ぶ信義商圏に開店した。オープン前には、並ばずに食べられる「ファストエントリー」サービスの導入に批判が殺到し、店側が謝罪に追い込まれる事態になったが、この行列を見る限り台湾人のラーメン愛には影響がなかったようだ。台湾ではここ数日、38度を超える猛暑日が続くが、訪れる客たちは「それでも並ぶ価値がある」と語っている。

現在の行列は70〜80人ほどでオープン当初の約200人に比べると減ってはいるものの、それでも1時間以上は待たなければならないという。深夜でもその状況は変わらず「午前2時から並び始めて、食べ終わって出てきたら空が明るかった」と話す人もいる。

2013年、一蘭は海外初の店舗を香港に構えたが、その時はオープンから8日間の行列が続いた。今回の台湾1号店はその記録を更新したことになる。

画像は『蘋果日報 2017年06月26日付「破紀錄 台灣一蘭 排隊250小時」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)