【ライブドア・ニュース 19日 東京】 − 沖電気工業<6703>は19日、中国でのATM(現金自動預払機)需要を受け、中国の金融機器の深セン市怡化電脳有限公司と中国国内でのATM開発で、戦略パートナーシップ契約を締結したと発表した。怡化は中国4大銀行に対して、ATM販売を強化しているシステムインテグレーターとしては大手。沖電気が怡化に対して紙幣還流モジュールを搭載したATMを供給し、怡化の自社開発ソフトを搭載、今月末から販売・保守を行う予定。中国ではCD(現金支払機)からATMへの移行が進みつつあるとして、今後の需要を取り込む。両社は年間1000台の販売を見込んでいる。東京証券取引所の午後の取引で、同社の株価は午後1時現在、1円(0.26%)高の384円で推移。【了】