うなぎを美少女擬人化、志布志市PR動画が大炎上

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鹿児島県志布志市が9月21日より公開している、ふるさと納税PR動画「うな子」(https://www.youtube.com/watch?v=Uw1Isd8QgSE)が大炎上している。この動画、ふるさと納税返礼品の養殖うなぎを紹介する内容なのだが、うなぎをスクール水着の美少女に擬人化し、プールで育てていくというストーリーに「変態的」「おぞましい」「監禁モノを連想させる」など、厳しい意見が噴出しているようだ。

志布志市はこの動画を制作した意図について、プレスリリースの中で「鹿児島県はうなぎ生産量日本一を誇ります。その鹿児島県でナンバーワンの産地が大隅半島の最東部に位置する志布志市です」「志布志市のふるさと納税返礼品のなかでうなぎが占める割合は約75%と圧倒的な人気を誇っています」とした上で、「志布志でうなぎが大切に育てられている様子を描いています」と説明。

そのストーリーについては「真夏のプールで、一人の美少女と出会うところからスタート。彼女は画面(あなた)に向かって、『養って……』という刺激的な言葉を放ちます。驚きのラストもさることながら、上質でどこか懐かしさを感じる映像に、思わず見入ってしまう仕上がりとなっています」と紹介している。

しかし、動画が公開されるや否や、Twitterなどネットでは「スクール水着の少女に『養って』と言わせる狂ったセンス」「役所が『養って』を“刺激的な言葉”と発信するのどうなのよ」「なにこれ…引くわ…」「男の人はこれ見て食欲わくの? 鰻食べたくなるの??」「スクール水着の美少女がペットボトル持つシーンで、粘液まみれ、糸引いてるのとかマジなんなの」「美少女が“出荷”されたあとに、また別の美少女がプールにいるのが超ヤバい」などと批判の嵐。擁護する意見はほぼ見当たらず、悪い意味で志布志市の名がネットを駆け巡っている。

ちなみに、その生態の多くがまだ謎に包まれているウナギだが、養殖環境下におけるウナギはほぼオスになることが知られており、今回のCMに美少女が登場していること自体、「何もわかってない」とする指摘もあるようだ。