ケチじゃない、倹約なの!徹底しすぎな友達のドケチエピソード

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必要に迫られてなのか、生まれ持っての性格か…周りが呆れてしまうほど徹底している倹約家っていますよね。自覚ありならまだいいですが、自覚なしのケチは周りもウンザリしていることも。今回は既婚女性100人に、あなたの周りにいるドケチ友達について語ってもらいました。
ケチじゃなくて節約です!セコすぎる友達
・「50円以下の安い商品のお買いものに5%チケットを使っていた」

・「カフェに行って割り勘にしようとなったのですが、奇数の会計だったため、『どっちが1円多く払う?』と聞かれた時です。確かにお金は大事ですが、久しぶりに再会した時の出来事だったので少しショックでした」

・「子どもの入学の時に、赤鉛筆を用意するように学校から言われたら、2本持ってる友達に『ちょうだい』と言っているママ友がいた。6年間使うのだから、2本くらいもってたって足りないのに…。『そんなものもらうなよ!自分で買えよ!』と思った」

生きていく上で、確かにお金は大事です。抑えるべきところはしっかりと…なんてことは分かっていますが、ここまで徹底されるとさすがに引いちゃいますよね〜。久しぶりに会う友達がこんな風にドケチになっていたら、ショックが大きそうです。
ケチるなら呼ばなくていいよ…びっくりおうちエピソード
・「『新居に遊びに来て!』と招かれて行ったら、『今節約してて』と缶詰のパスタを出してきた。教えてくれれば、何か食べてからお邪魔したのに」

・「ケチな友達のお宅に遊びに行ったとき、『今日はケーキ買ってきてるよ』と言われた。珍しくてびっくりしたのも束の間、エクレアを半分こにして出された」

・「ケチな子の家でホームパーティーをしたとき。サラダにドレッシングをかけてたら、『そんなにかけないでよ!』と怒られた。後日、ウチにお茶しに来たとき、コーヒーに入れるミルクにコラーゲン入りのタイプを出したらドバドバドバーっと入れて、『私いっぱい入れるから』と平然と言われた」

楽しいお宅訪問のつもりでいたのに、その来客にまでケチってしまうとは…!そこまでしてなぜ誘うのか、理解に苦しみます。本人たちには「他人からどう思われるか」ということを気にする意識はあまりないのでしょうか?
思わず唖然…楽しい気分を台無しにするドケチ友達­
・「海外で一緒にレストランで食事をした後、チップとして1ドルをテーブルに置いたら、そのケチな友達に『これ、もらっちゃだめ?』と訊かれた」

・「京都府舞鶴市から、フェリーに乗って友人数人と北海道に行こうと盛り上がってた時に1人の友人が、『私は車で寝るし、宿泊代は私以外で割り勘して』と真顔で言ってきた」

・「一緒にランチを食べに行き、『私は食べない、飲まない』と言うママ友がいました。『じゃ、来ないで!気を使って食べれない!』と思ってしまいました」

・「大学時代の友人と久しぶりに再会し、一緒に京都観光をした時のことです。とある有名な神社で、お賽銭を入れ手を合わせている私の傍らで、友人は全く動かず。聞くと、『もったいないからお賽銭は入れない』とのこと。5円、10円のお賽銭さえケチる友人にびっくりしました」

・「友達みんなでランチをするときに飲み物を絶対に頼まないで水でつき通す友達。スタバに行くときも、メニューは頼まず無料の水を飲みます」

友達との楽しい時間に水を差すようなドケチエピソードが炸裂!同じような金銭感覚を持つ友達同士ならうまく行くのかもしれませんが、そうでない場合、必要以上に気を使ってしまいますね。
ここまで行くとむしろスゴイ!尊敬するほどのドケチ友達
・「ニンジンや大根などの皮を、きんぴらにして一品作っていました。ケチだけど、賢い!と尊敬しました」

・「ピッ○エレキ○○の粘着が弱くなったのを剥がしてキズテープに磁石を付け直し再利用していました。表裏を間違うと効果がないそうなので役立っていたのかは不明です」

・「トイレを流す水を節約するためにペットボトルに雨水をためて使っていた」

・「自然志向の友人は電気を嫌っているのもありアンペア数も落としてテレビや電子レンジ、炊飯器なども持っていない。部屋にエアコンはあるが絶対につけないと言い張り、客が来ても夏は扇風機、冬は重ね着で押し切っている。本人は嬉しそうに安い電気代の話をしてくれるが、正直子供が可哀想だと思って聞いている」

野菜の皮をうまく利用してもう一品、はポピュラーな節約ワザですが、磁気パッドの再利用はその発想力に脱帽です。こうした節約術は、自分ひとりでやる分にはいいのですが、かわいそうなのは巻き込まれる周りの人たち。特に子供には配慮してあげて欲しいものです。

「こんな人本当にいるの…?」と目を疑ってしまいそうな、濃厚すぎるドケチエピソードでした。できるだけお金を使わずに過ごせればそれに越したことはありませんが、そのために健康や品性を失っては意味がありませんよね。メリハリをつけて、周りに「節約上手だね」と言われるくらいがちょうどいいのかもしれません。

文/麻生 綾

※20〜40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より

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