20日、長崎県対馬市から12年に盗まれ、韓国に運び込まれた仏像について、「かつて所蔵していた」と主張する韓国の寺が、仏像の日本への引き渡しを阻止するための訴訟を起こした。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年4月20日、韓国・聯合ニュースによると、長崎県対馬市から12年に盗まれ、韓国に運び込まれた仏像について、「かつて所蔵していた」と主張する韓国の浮石寺が、仏像の日本への引き渡しを阻止するための訴訟を起こした。

浮石寺は韓国の窃盗団が日本から盗んだ仏像「観世音菩薩坐像」の引き渡しを韓国政府に求める訴訟を大田地方裁判所に起こした。「観世音菩薩坐像」が窃盗団により韓国に運び込まれた当時、浮石寺側が「倭寇に略奪されたものだ」と主張したため、韓国の裁判所は13年2月に日本への返還を差し止める仮処分を決定した。その後、仏像返還問題は日韓外交の懸念材料となり、仏像を盗まれた対馬市の観音寺は先月、韓国の法務部、外交部、文化財庁に早期返還要請書を提出した。一方、窃盗団が「観世音菩薩坐像」と共に対馬から盗んだ「同調如来立像」は昨年7月、対馬市の海神神社に返還されている。

また、韓国文化財庁は韓国検察からの要請を受けて作成した調査報告書で、「観世音菩薩坐像」について「倭寇に略奪されたものである蓋然(がいぜん)性が高いが断定はできない」との判断を下している。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本は相手の気持ちになって考えてみて」
「日本は仏像をどうやって自国に持ち込んだのかを明らかにするべき。元々は日本が盗んだんでしょ?」

「盗まれたものを取り返しただけ。韓国は何も悪くない」
「韓国政府は何をしている?まさか日本の顔色をうかがっているのではないよね?」

「韓国政府は結局、日本に返還するだろう。親日派が多いから…」
「文化財を政治に利用しようとするな!潔く返還するべき」

「日本に盗まれたものという証拠は?韓国人が日本に売ったという可能性が高いのでは?」
「倭寇に略奪された事実は立証できないのに、日本から盗んだ事実は明らかだから、日本に返すのが正解。韓国産だから韓国のものという主張は通用しない」
「韓国は文化財をしっかり管理することができない。日本で大切に保管してほしい」(翻訳・編集/堂本)