「英雄か変質者かの瀬戸際でしたね」電車での対応について語った 神谷浩史 映画舞台挨拶にて

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21日、東京・有楽町にてSFアクション超大作シリーズの完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』公開を記念して豪華吹き替えキャスト最後の舞台挨拶が行われた。シリーズを通して声優を務めた水樹奈々(主人公:カットニス役)、神谷浩史(ピータ役)、前野智昭(フィニック役)が登壇し、笑いの絶えないイベントとなった。

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本作の中の独裁国家“パネム”の一員(市民)になったとしたら、どういう選択・決断をして行動をとるのかとの質問に、神谷浩史が真っ先に「逃げますね。戦闘には全く向いていないから」「(水樹)奈々ちゃんには歌っていて欲しいですね。幸せの象徴として」と笑いながら答えた。水樹奈々も「じゃあ歌って盛り上げます! 」と笑顔で返答すると、神谷と前野2人から「カリスマですから!」「どんな状況でも歌ってみんなを勇気づけたり(する)」と言われ「心が折れるまで歌います。はははは」と水樹も大爆笑。神谷は「折れないよ、この人は!! 基本的には強いから」と絶妙な掛け合いで会場を沸かせた。

また映画にちなみ今年起こした“革命”的なことについて質問が及ぶと「ガラケーからスマホになりました。私の中では大革命」と答えた水樹に拍手が起こった。「ガラケーを持ち続けることに意地になっちゃって。スマホって便利ですね。ビックリしちゃった。写真も綺麗なんですよ、感動です。パノラマモードです」と指を動かしながら興奮気味に語る水樹に、隣にいた神谷は「奈々ちゃん、うちの母親と同じようなこと止めて。それ以上は」と笑顔ながらも冷静なツッコミに観客も笑いが止まらない。

一方の神谷の“革命”は、電車でパンツ(ズボン)のチャックが開いていた女性に、どうにかそのことを伝えようとスマホのメモ画面を使い「すみません。大変言いづらいのですが、ズボンのチャックが開いていらっしゃいます」という文面をうち、神谷が降りる時に女性にスマホの画面を見せたことだと明かした。「英雄か変質者の瀬戸際だった。確認はできなかったけれど英雄になっていたらいいなと思って電車を降りた」と微笑んだ。

そんな2人のやりとりに前野は「それ以上のエピソードはないので非常にコメントに困る。僕の様な凡人がこの様なカリスマと英雄と共に檀上に立たせて頂いたことがレボリューションじゃなかな」と言い、会場から終始笑いと拍手が絶えることはなかった。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)