花束を手に西来庵事件の犠牲者をしのぶ洪秀柱氏(中央)

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(台南 23日 中央社)来年1月に行われる総統選挙の与党・国民党候補、洪秀柱氏は23日、台南市玉井区で1915(大正4)年に起きた抗日武装蜂起、西来庵事件100周年記念イベントに出席し、「日本は侵略者」との認識を示した。

洪氏は、1895年の台湾割譲は日本がもたらしたとし、台湾と中国大陸はともに侵略者と抗戦した歴史を持つと強調。歴史的事実の記憶は抹殺できないと語った。

一方で、日本が台湾の水利事業など近代化を進めたことに関しては、日本は本当に台湾の人々を思ってしたのか、それとも侵略の野心のためだったのかなどと問題を提起。中華民国は台湾を光復(日本統治時代の終了)させたと述べた。

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)