9人で戦った夏りんくう翔南の試合前ノックで、各ポジションにきれいに1人ずつ散らばった選手たち。ベンチ入りは9人、控え選手がいないため文字通りナインの心を一つにして戦う。先発マウンドには背番号2の降井が立ち、背番号1の池田が受ける。一方、近大泉州を率いるのは、近畿大学附属で長い間指揮を執った豊田監督。75歳を過ぎた今でも円陣の中心で熱く指示を出す姿は変わらない。試合は初回、近大泉州が果敢に攻める。フ