貧困問題の象徴「ネットカフェ難民」という言葉が’07年に生まれ、その後東京都の一斉調査で都内に4000人いることが判明してから6年。現在、問題視されているのが、長期化だ。出口の見えない実態に迫る。◆約7年間のネカフェ生活を抜け出せたワケ川口敬子さん(仮名・53歳)は約7年間もネットカフェ生活を送っていたが、現在はアパートを借りて、生活保護を受けながら暮らしている。宗教2世として生まれ、家庭不和と極貧の中で育っ