【ワシントン時事】米大統領選では、インフレで打撃を受けた国民生活への支援が争点の一つとなった。民主党候補のハリス副大統領は、住宅購入補助や子育て世帯への税制優遇など、財政支出や税制優遇を通じた「中間層の強化」を主張。共和党候補のトランプ前大統領は、減税を強調し、前政権時代に導入した大型減税の恒久化による負担軽減を訴えた。米経済は堅調さを維持し、物価上昇も沈静化しつつある。ただ、物価水準は高止ま