塹壕からロシア軍を攻撃するウクライナ軍。この地面に掘った陣地の獲り合いが、戦争では常に難関となる今、ウクライナ戦争の最前線では、ドローンなしでは始まらない。その最前線を、慶応大学SFC研究所上席所員・部谷直亮氏は、「新しい中世」と呼ぶ。戦場で使われるドローンのほとんどは民生品だ。デジタルの世界では「技術の民主化」が起こり、ドローン戦の現場では、従来の軍事兵器と同等、もしくは上回る数の市販のドローンや