先週9月18日の現地時間朝8時頃(日本時間朝9時頃)、中国広東省深圳市にある日本人学校の手前約200mの路上で、10歳の日本人児童が、44歳の失業者の中国人男性に刺殺された。この凶悪事件の余波は、発生から一週間近くが経っても、一向に収まる気配を見せず、日中間の新たな火種となっている。事件の背景には「中国経済の悪化」が6月24日に上海郊外の蘇州の日本人学校のバスが襲われてから、3ヵ月も経たない